
もしかしたら、高校生の頃に
書いてから今回初めて見たんじゃないのか?
というほどの衝撃的な日記。
これは本当に私が書いたのか??というほど
記憶がなくなっていたことに驚きました。
16歳で「留学したい!」と
親に申し出るもあっけなく
「まだ早い」と却下されました。
実際、田舎に住んでいたことや、
時代的なものもあり、
留学やホームステイなどしている人は
周りにはいませんでした。
でも、心は中学生の頃から海外へ向いていたので
どうしても諦めきれず、
ちょうど募集されていた
県内の高校生を姉妹都市へ派遣する事業に
思い切って志願しました。
試験や面接を受け、
それなりの倍率を突破したことで
アメリカへのホームステイへの
切符を手に入れた私。
期間が短いことと、県からの派遣なので渡航費のみというのも
親への説得材料になりました。
とにかく話す訓練など一切うけず、
中学、高校で習った文法のみの知識で
初・海外。よくやったと我ながら思います。
覚えていることと言えば、
- 英語が何も話せず帰ってきたこと。
- 極度の緊張でほとんどものが食べれなかったこと。
- ホストシスターAnnの高校へ一緒に行って、
初めて挨拶した人たちに無視されたこと。 - Annがホームカミングのセレモニーで主役だったこと。
(日本からの留学生よりホームカミングの方が大事そう!)
ぐらい。
でもね、日記を読むとその日に知り合った友達と
カフェテリアでピザ食べてたり(普通に食べてる!)
みんなでモーテルへLet’s Go!して
パーティして管理人に追い出されたり(友達できてる!)
好きな人ができてフラれたりしているんですよ(恋愛まで!)。
たったの2週間で。
一日一日が濃すぎる!!若さってすごい!!
あれ?私英語話してたの??
じゃあ、なんであんなに自信なくして帰って来たんだろう。
これが自分の子供なら思い切り褒めてあげたい。
そして、最終的には日記の中で
すごーく成長しているんです。
人生について悟っているんです。
笑いあり、涙ありの日記を読みふけり、
たくさんの記憶がよみがえりました。
海外へ行くことの学びの深さ、
広さを改めて感じた日記でした。
そして、「自己肯定感」が低いがばかりに
自分を責めたり落ち込んでいたことが
「心の底からもったいない!」と叫びたくなりました。
子供たちには、心の土台の部分を
しっかりと満たしてあげたい。自信を持って
自分を表現したり英語を話せるようになって欲しいと
この日記の中の16歳の私に教えられました。